犬白内障になった治療の選択肢｜ドッグバンパー家モデル犬へその場合

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犬白内障になったときの治療の選択肢

犬の白内障は犬の寿命が伸び、シニア犬がふえるにつれて認識されるようになりました。

シニアになっての発症ではなく、遺伝が原因で若いうちから発症するケースもあります。

ドッグバンパー家のモデル犬へその場合

白内障の初期症状はわかりにくく、小さな眼の白濁をかかりつけの獣医さんが発見しました。

初期の白内障との診断で、目薬で内科的治療をすることになりました。

これが2021年2月のことでした。（へそ11歳2か月）

犬用ライトクリーンの点眼を続けてきました。

半年ほど点眼しましたが、残念ながら進行してしまいかなり見えづらくなってきたようです。

詳しくは犬用のライトクリーンの記事をお読みください。

へその白内障の失明と付き合い楽しく暮らす選択

人間は情報の80％を目から得るとされています。

犬は嗅覚から40％、聴覚から30％、視覚からは20＆程度と考えれています。

視力を失ったらお部屋の配置は変えないことです。

それでも目が見えなくなると、ぼうぜんとしてしまい何がなんだかわからない…と

お散歩もこわがります。

とにかくワンちゃんを安心させてあげてください。

顔をぶつけると悲しそうだったへそ

顔をぶつけると悲しそうだった姿を見ていて…

そうだ！

視力を失った犬の歩行補助「ドッグバンパー」をいまこそ使ってあげよう！

目がみえるときにドッグバンパーの装着をしてモデルだったへそ。

まずはお散歩を快適にさせるために、静かな車の通らない場所まで「カート」に乗せるようにしました。

いままで散歩していた道や場所はちゃんと覚えています。

ただ、状況がわからないので怖いのだと思います。

彼は、ドッグバンパーを装着して塀をさぐりながらねこのひげのように使っていました。

へそに白内障の手術を選択しなかった理由

白内障の手術を選択しなかったのは

12歳という年齢と全身麻酔をするというのが踏み切れませんでした。

またもうひとつ、へそは道路にたたずんでいた子犬（捨て犬）なので、とても分離不安、見捨てられ不安が強いのです。

数年前の「犬を連れた災害時の避難訓練」で私たちと離れた場所で、クレートに入れたときの不安げで泣きそうな顔が忘れられません。

手術をしてゲージに入れるのはやめたい。

犬の白内障の治療方法

白内障の治療方法は二つあります

• 目薬による内科的治療
• 手術による外科的治療

目薬による内科的治療

目薬での治療は、白内障の進行スピードを遅らせるだけで根本的な治療にはなりません。

12歳という年齢や、少しずつ甲状腺の機能低下があったりとシニア犬らしい季節に入ってきたのかと思いました。

手術による外科的治療

目のにごりをとり完全に見えるようにするには、手術しかありません。

しかし、動物病院は自由診療のためそれなりに費用が書かかります。

白内障手術費用

人間の白内障の手術も人口レンズを入れる手術です。

健康保険の適用が受けられますので、1割負担で15,000円（片眼）3割負担で45,000円（片眼）こちらは術後も眼鏡は必要となります。

自由診療で術後に眼鏡やコンタクトが必要ないレンズの手術は30～60万円ほどです。

犬の白内障は老化による場合だけでなく、先天的や糖尿病とセットの場合も多く、緑内障、網膜剥離などのその他の眼病があると白内障の手術はできません。

犬の白内障の手術は、全身麻酔と入院、術前の検査など費用は病気のなかでは高額です。

費用は病院によってさまざまですが、安くて１眼あたり　20～25万円　平均して30万ほどです。

チワワの白内障施術の一例

一例　チワワ（5歳）白内障手術で6日入院